【Flutter 2.0】Webアプリ開発が実用化! desktopアプリを含めた5つのOSに対応

Flutter2

「Flutter2で何が変わったの?」

このような疑問にお答えします。

結論

2021年3月3日のFlutter 2.0による大幅アップグレードにより、FlutterではiOS、Androidアプリ開発に加え、Web、desktopアプリをstable版で開発可能になりました。また、従来のアプリ開発以外にも次世代プロダクトの組み込みシステムとして採用されるなど今後も大きな期待が見込まれます。

本記事では、2018年にリリースされて以来、性能が大幅に向上され続け今最も期待値が高いクロスプラットフォームフレームワーク「Flutter」のメジャーアップグレードについて紹介します。

目次

Flutter 2.0でメジャーアップグレードされたこと

Flutter2 logo
  • Webアプリ開発の実用化&5つのOSに対応
  • Flutter on the webでPWA・SPAを採用&モバイルアプリの更なる普及
  • Flutterを組み込みシステムとして世界大手企業が採用
  • Dartで待望のNull Safetyがリリース

Webアプリ開発の実用化&5つのOSに対応

Flutter2によるアップデート

Flutter 2.0のリリースでiOS、Androidに加え、Web、Desktop(Windows, macOS, Linux)アプリ開発が可能になり、Webアプリ、Desktopアプリがstable版(stable channel)でリリースできるようになりました。

Desktopアプリ開発はstable版となリましたが、品質はbeta版並なので次のアップグレードに期待

Flutter 2.0で開発可能アプリ
  • iOS
  • Android
  • Web:Chrome, Firefox, Safari, Edgeなど
  • Desktop:Windows, macOS, Linux

ところで「stable版(stable channel)」「beta版(beta channel)」って何?

ティファ

アプリ開発の安定性を示したフェーズ(段階)のことだよ。一旦Flutterにおけるchannelの種類を紹介しておくね!

リリースチャンネル(channel)の種類| master, dev, beta, stable

channel安定性
master
dev
beta
stable推奨

stable版:iOS、Android、Web
stable版だけどbeta版品質:Desktop (2021/3/3時点)

Flutterでは4種類のリリースチャンネルがあり、master > dev > beta > stableの開発フェーズ順に安定性が高くなります。

STEP
master channel(安定性:低)

「master channel」は最新の開発フェーズで、新機能を取り入れたばかりでテストがまだ行われておらず最も不安定なチャンネルです。

STEP
dev channel(安定性:中)

「dev channel」は多くのテストを経ているので大抵の場合機能しますが、まだ不完全の状態のチャンネルです。

STEP
beta channel(安定性:高)

「beta channel(ベータ版)」は毎月第一月曜をベースにリリースされ、比較的安定したチャンネルです。アプリのリリースにはまだ心細い開発フェーズです。「Flutter desktop」は現在ベータ版で開発可能です。

STEP
stable channel(推奨)

「stable channel(stable版)」はFlutterでのアプリ開発・リリースが推奨されるチャンネルで、四半期に一回をベースにリリースされます。

ティファ

アプリのリリースにはstable版での開発が推奨されているよ。また、Desktopでのアプリリリースは問題もあるから次のアップグレードに期待しよう!

Flutter on the webでPWA・SPAを採用&モバイルアプリの更なる普及

「Flutter on the web」の魅力
  • PWA(Progressive Web Application)
  • SPA(Single Page Application)
  • 既存FlutterモバイルアプリをWebアプリとしてリリース可能

PWA(Progressive Web Application)を採用

Webサイト上でモバイルアプリのような高品質パフォーマンスとユーザーエクスペリエンスの向上、オフラインでの閲覧サポート、表示速度が高速化されています。

SPA(Single Page Application)を採用

単一のWebページでアプリケーションが構成されており、Webページ全体のロードは最初の一度だけなのでアプリの表示速度が高速化されています。

既存モバイルアプリをWebアプリとしてリリース可能

「Flutter Web」がstable版になったことで既存FlutterモバイルアプリをWebアプリとしてリリースできるようになり、更なるFlutterの普及が期待されます。

Flutterを組み込みシステムとして世界大手企業が採用

Flutter コラボ

Flutterの大幅な性能の向上によりモバイルアプリ、Webアプリ、Desktopアプリ開発以外にも、次世代プロダクトの組み込みシステムとしてFlutterを採用することをCanonical、Microsoft、Toyotaといった大手企業が採用することを発表しました。

Canonical:デスクトップやモバイルアプリのデフォルトフレームワークに採用

UbuntuやLinuxなどで知られるCanonicalが将来的にデスクトップやモバイルアプリのデフォルトフレームワークをFlutterに移行していく計画を発表しました。

ティファ

既にUbuntuチームはFlutterを使った新しいアプリインストーラーの初期のデモを行っていたりと開発が進んでいるよ!

Microsoft:折り畳みしきデュオスクリーンデバイスに採用

Microsoftは引き続きFlutterのサポートをしていくと共に、Flutterを採用したAndroid向けの折り畳みしきデュオスクリーンデバイスの開発に力を入れています。

Toyotaとのコラボ

世界1位の自動車販売台数をもつToyataがFlutterを導入した車内エンターテインメントの開発を行っていく計画を進めています。

Dartで待望のNull Safetyがリリース

Dart

Flutterのメジャーアップグレードに伴い、Flutterで使用されるDart言語も改善されました。またFlutter2ではDart言語に Sound null safety が正式に導入され、より安全かつ効率的な開発が可能になりました。

参考

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